こんにちは!双子を育てながら、「英語学習 」に励んでいる ”むーまみ” (@Mujaki_daily)です。
双子ご妊娠おめでとうございます!
みなさんは双子と聞いて、どう感じましたか?
私の場合・・・
双子嬉しい!!
え!?ハイリスク妊娠!?
みんな大変だねって言うけど、
そんなに大変なの!?
どうなっちまうんだ!
こんな感じでした。
みなさんの中にも嬉しいと思う反面、
不安な気持ちもあるのではないでしょうか。
正直、産後の育児は綺麗事では済まされないほど、「過酷」です。
なので、その不安な気持ちは持っていて逆に正解だと思います。
なぜなら、不安な気持ちがあるからこそ、
「備え」ができるからです。
そして「備えている」ことが、間違いなく産後の人生を変えます。
この記事では、双子のプレママが産後も生き抜くための「3つの備え」を紹介します!
みんな〜!育児山を登る準備、
一緒にしていこう〜!
・産後の状態
・双子が新生児だった時の1日の様子
・産後、生き抜くために必要な3つの備え
産後を生き抜くために必要な「3つの備え」
産後について不安といいつつ、その不安は漠然としたものではないでしょうか?
私自身、「大変」ということは散々周りから言われて理解していましたが、
具体的に「何がどう大変なのか」が全く想像つきませんでした。
そして、出産、育児をしている今、その「大変さ」を身にしみて感じています。
加えて、いかに産前に備えておくかが重要か
ということも身にしみて感じています。
その「備え」とは、以下の通りです。
1 産後の状態(体と心)を理解する
2 双子育児(新生児期)の1日のイメー
ジを持っておく
3 産後の育児体制を整えておく
+ 不安等の吐き出し先を持っておく
1 産後の状態(体と心)を理解する
2 双子育児(新生児期)の1日のイメージを持っておく
3 産後の育児体制を整えておく
+ 不安や悩みを吐き出せる先を持っておく
産後の状態(体と心)を理解しておく
産後の体と心のコンディションを例えると・・・
「フルマラソンを走ったような体と、常に大気が不安定な天気のような心」
とにかく、体はボロボロ!心はコントロール不可!
実際に、『マイナビ子育て』にて出産経験のある女性321人を対象に行われた「産後」に関する実態調査に関する記事があったので紹介します。注1
精神面
産後精神的に不安定になったと答えたのは、
約77%
(非常に不安定とやや不安定を合わせる)
実に8割の人が、産後に精神的な不安定を感じています。
主に、
・イライラした….56%
・落ち込みやすい….53.2%
・漠然とした不安があった….47.6%
・訳もなく涙が出た….44%
・孤独感やプレッシャーで
押しつぶされそうだった….41.6%
実際に、母親の10%~20%が
「重度の深刻な産後うつ」になると言われているみたい。
実際に、母親の10%~20%が「重度の深刻な産後うつ」になると言われているみたい。
身体面
体のダメージについて、
「全治2ヶ月のけがを負った状態と同じ」と感じた人は、約72.6%
(非常に感じたとやや感じたを合わせる)
主に
・身体的疲労….67.6%
・24時間新生児をケアすることへの負担….64.5%
・寝れなかったこと….58.9%
・メンタルが不安定(産後うつ)だったこと
….37.1%
主に
・身体的疲労….67.6%
・24時間新生児をケアすることへの負担….64.5%
・寝れなかったこと….58.9%
・メンタルが不安定(産後うつ)だったこと….37.1%
全治2ヶ月の怪我ってなんかリアル!
産後の体の状態 まとめ
なんと、
全体の約70%以上の人が、精神的に不安定になり、体のダメージも大きいと感じている
ということが調査で明らかになっています。
自分もこの7割に入ると思った方が良さそうだよね
そして忘れてはいけないのが、
この状態で、
「不眠不休の育児」をすることになる。
ということです。
双子育児のリアルな様子については、次の章で解説します。
・産後は約8割のママが精神的に不安定になる
・産後は約7割のママが、「全治2ヶ月のけがを負ったと状態と同じ」と感じている
・ママの10%~20%が「重度の深刻な産後うつ」になる
双子育児(新生児期)の1日のイメージを持っておく
産後の状態が悲惨なことはわかったよ〜!
でも、双子育児ってどんな感じ?
想像がつかないんだけど・・・
そうかな?と思って、
具体的な数字を出してみたよ!
実際に、我が家の双子が新生児のときの1日を振り返ってると、驚愕の事実が・・・。
双子をお世話していた時間が
なんと、
半日以上だったのです。
オーマイガー!
実際の育児の内容や所要時間を表にしてみたので、
参考にしてみてください。
概要
・参考日:双子生後23日目
・授乳方法:混合(母乳メイン)
・双子の性別:男の子
(早産・低出生体重児ではない)
・参考日:双子生後23日目
・授乳方法:混合(母乳メイン)
・双子の性別:男の子(早産・低出生体重児ではない)
育児の内容と時間
内容 | 回数 | 所要時間 (1回) | 合計時間 |
---|---|---|---|
授乳 (準備〜 ゲップ) | 14 | 35分 | 8時間 10分 |
授乳準備とゲップ | 14 | 5分 | 1時間 10分 |
ミルク | 6 | 10分 | 1時間 |
オムツ 交換 | 12 | 5分 | 1時間 |
沐浴 と保湿 | 1 | 35分 | 35分 |
あやす | 8 | – | 2時間 25分 |
合計 | – | 13時間 10分 |
諸々の掃除など偶発的なものは含んでいない
内容 | 回数 | 所要時間 (1回) | 合計時間 |
---|---|---|---|
授乳 (準備〜ゲップ) | 14 | 35分 | 8時間 10分 |
授乳準備とゲップ | 14 | 5分 | 1時間 10分 |
ミルク | 6 | 10分 | 1時間 |
オムツ交換 | 12 | 5分 | 1時間 |
沐浴と保湿 | 1 | 35分 | 35分 |
あやす | 8 | – | 2時間 25分 |
合計 | – | 13時間 10分 |
自分の時間
内容 | 合計時間 |
---|---|
睡眠 | 4時間5分 |
ご飯(朝・昼・晩) | 朝:20分 / 昼:25分 / 晩:50分 |
フリータイム | 5時間10分 |
フリータイムに実施
内容 | 合計時間 |
---|---|
睡眠 | 4時間5分 |
ご飯(朝・昼・晩) | 朝:20分 / 昼:25分 / 晩:50分 |
フリータイム | 5時間10分 |
実際の数字を見ると、いかに1日が双子のお世話で終わるのかがわかりますよね。
先輩ママが「双子が新生時期のことは思い出せない」
と言う理由もわかるよね・・・!
先輩ママが「双子が新生時期のことは思い出せない」と言う理由もわかるよね・・・!
もちろん、授乳方法(ミルク、母乳、混合など)や赤ちゃんの性格によって、大変さの度合いは変わります。
お世話がしやすい子、手がかかる子等、
育児は10人いれば10通りではありますが、
2人いる!
ということと、
このような日がしばらくは続く!
ということを念頭に置いておくといいかなと思います。
そして、忘れてはいけないのが、備えの1つ目で解説した産後の状態、
「フルマラソンを走ったような体と、大気が不安定な天気のような心」
で、お世話をすることになるということです。
また、双子は早産の確率が高く、低出生体重で生まれるの子が多いのも事実です。
体が小さい分、飲む力が弱かったり、よく吐き戻しをしてしまうこともあります。
その場合、単体児と比べて、
より頻回の授乳や吐き戻しによる衣服の交換などをしないといけないこともあり、お世話が大変になります。
いくら子どもが可愛くても、1人でできることには限界がありますよね。
それでは、
最後の章で3つ目の「備え」について解説します。
・新生児期の双子のお世話についやすい時間
は、半日以上
・早産や低出生体重などで、単胎児よりも
吐き戻しや授乳回数が多くなりがち
・新生児期の双子のお世話についやすい時間は、半日以上
・早産や低出生体重などで、単胎児よりも吐き戻しや授乳回数が多くなりがち
産後の育児体制を整えておく
ここまで、「産後を生き抜くために必要な3つの備え」としてすべきこと2つ:
1 産後の状態(体と心)を理解する
2 双子育児(新生児期)との1日のイメージを持っておく
を解説しました。
そして、最後の3つ目が、
3. 産後の育児体制を整えておく
です。
産後、産後〜8週間の産褥期は体を休めるべきで、
赤ちゃんの1ヶ月検診が終わるまでは、
身の回りの家事は全て任せて、赤ちゃんのお世話と体の回復に努めるのが一番
といわれています。
なので、その環境が整う体制を考えましょう。
とにかく、サポートは多ければ多いほどいいので自分の体と心を守るためにも妥協は禁物です。
考えられる育児支援を下記の通りあげてみました。
・パートナーのサポート
・実両親、義両親のサポート
・地域自治体が行なっている育児サポート
・民間企業が行なっているサポート
産後はゆっくり考えている暇がないので、産前に対策しておこうね!
パートナーのサポート
パートナーがいる方は、まずはパートナーと産後の生活について話し合いましょう。
このパートナーとの話し合いができているか否かで
産後の体の回復や鬱、ひいては夫婦関係に影響します。
私も驚いたのですが、近年の研究によると
結婚生活の満足度は出産後90%近く下落、
結婚生活の満足度が高かった夫婦でも、産後に夫婦関係が悪化する
ことがわかっています。注2
産後に大変な中、夫婦関係も悪化したら余計に辛い!
パートナーには、産後の状態や双子育児の過酷さをまずは知ってもらい、
家事・育児の両方について、
誰が何をするのかの役割を決めておきましょう。
また、家事については事前に方法を教えておくといいです。
疲れている中、家事について質問攻めされたらゆっくり休めないしね!
産後の体やメンタルのダメージは、外から見えるものではありません。
また、育児による睡眠不足も相まって、お互い冷静に話ができる状態ではなくなっています。
事前に、話し合い・対策をしておくということが重要です。
家事の習得もパパになる大きな一歩!
実両親・義両親のサポート
実両親・義両親がサポートしてくれるなら、
どれほどの頻度で何をしてくれるのかを確認しておきましょう。
またサポートをしてもらえる場合であっても、
実両親や義両親のサポートがストレスになることもあるかと思います。
産後に揉めることを避けるためにも、事前に伝えられることは伝えておくことをお勧めします。
地域自治体のサポート
周囲のサポートを受けられる・受けられないに限らず、
お住まいの地域で実施されている育児支援を事前に確認することも重要です。
産前の動けるうちに説明会への参加やサポートを受けるための登録など、手続きは事前に済ませておくと安心材料になるかと思います。
地域によっては双子会を開催していることもあり、
実際に双子を育てているママ・パパに気になることや不安なことを直接聞けるので、非常に参考になります。
母子手帳を取りに行った時に、育児支援活動に関する情報がもらえるよ!
民間企業のサポート
夫は産休取れないし、両親からの支援も難しそう・・・。
行政の育児支援だけだと心もとない・・・。
民間企業の育児支援サービスの選択肢として持っておきましょう。
また、パルシステムなどの宅配サービスを利用するというのも1つの選択です。
結果的に使わなく済んだとしても、必要な時に使用できるように、選択肢として持っておくといいでしょう。
自分の体と心を守るための必要な出費!
不安や悩みを吐き出せる先を持っておく
育児をしていると、人と会う機会も減りますし、孤独を感じてしまうママが多いです。
加えて、産後はマタニティーブルーがあったりと普段よりも落ち込みやすい状態になっています。
なんでも話せる人が家族や友人にいるなら、それでよし。
知っている人には言いづらい内容であれば、SNSを使ってもよし。
(こんなこと思うの自分だけなのか?)と思っていても、意外と世の中には同じ悩みを持っている人がいます!
私もXで助けられています!フォロワーのみんな、ありがとう!!
ちなみに・・・
私が、不妊治療していたときから励まされている「【12人産んだ】助産師HISAKOの子育てチャンネル」もおすすめ☆
「頑張らんでええ!適当でええ!」
まとめ
双子育児は大変ですが、その分双子にしかない可愛さや楽しさがあります。
双子ママが、楽しく子育てができますように!応援しています!
1 産後の状態(体と心)を理解する
2 双子育児(新生児期)の1日のイメー
ジを持っておく
3 産後の育児体制を整えておく
+ 不安等の吐き出し先を持っておく
1 産後の状態(体と心)を理解する
2 双子育児(新生児期)との1日のイメージを持っておく
3 産後の育児体制を整えておく
+ 不安や悩みを吐き出せる先を持っておく
【参考文献】
注1)マイナビ子育て 「約7割のママが「産後のダメージ=全治2ヶ月のケガと同じ」を実感! 産後つらかったことランキング」 https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/15568 2023年8月13日
注2)ジョン・メディナ「賢い子になる子育てバイブル」,ダイヤモンド社,2020年1月,62~66ページ
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